縛られるほどに自由を求める 逆効果だって知ってた?
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『束縛』…ひと言で片付けてしまえば苦手(笑)
人間関係において、自分以外の人を頑なに縛り付ける。
それは相手に対する思いやりの欠片もない、自己中心的なことではないだろうか。
行動を監視したり、あれこれ言って自分の手の届くところに
置いておこうとしても、気持ちまでは束縛できないはず。
むしろ、そんなふうにがんじがらめに縛り付けたら、
相手はほとほと疲れ果てて、自由を求めてしまうのではないかと思う。
恋人や伴侶の携帯電話をこっそりチェックするとか
いつでも居場所がわかるように、連絡を欠かしちゃいけないとか
私にしたら、ありえない話を時々耳にする。
もっとも、そこまでするには、何らかの不安材料を
相手に与えてしまっている場合もあるのかもしれないけれど
粗探しをして、何かを知ったところで、何か得をするのだろうか。
自由奔放とまでは言わないけれど、放っておいたって
大切な場所ならどこにも行かない、行けないはずだし、
知らないほうがいいことだって、人生にはあると思う。
あくまでも、私の見解であって、個々の考え方、感じ方は違うけれど
極度な『束縛』は、相手を苦しめ、息を詰まらせ、安らぎとは程遠い
居心地の悪い空間を作ってしまうということは、多かれ少なかれ
あるのではないだろうか。
前に述べた
『嫉妬』や、後に述べる
『信頼』にも関係してくるけれど
『束縛』がプラスに働くのは、ほんとに適度な場合だけであって、
多くの場合はマイナスになるということをわかったほうがいいと思う。
相手を縛り付けるのは、自信のなさの表れと、わがままなプライドを
守りたいという、情けない行動だと私は思う。
可愛げないし、男勝りと言われるけれど(笑)それがいろいろな
人間関係を通して学んで、たどり着いた、今の私の本音。
『束縛』されない今の自分、理解ある優しき周りの人たちが
私が私でいられる、ひとつの大きな大切な理由。