いつも心はそばに その想いが互いを支えてる
-----*-----*-----*-----*-----*-----*-----
『信頼』・・・この言葉を前にして、書いては消し、消しては書いてを繰り返した。
そう容易く口にできるものじゃない。『信じる』だけなら、単純な私は結構簡単。
けれど、『頼る』となると、そこには一方的な想いだけでは、成立し得ない
大切な"何か"があると思うから。
普段、他愛もない話をしていても、滅多に連絡とらずにいても、不思議なくらいの
信頼関係が築けていると自負する人もいれば、いろいろ細かな話をしていても、
そこはちょっと違うと思う人もいる。
実際の距離感と、心の距離感は、等しいわけではないということだろう。
それはまた、知り合ってからの期間にも言えることで、
出逢ってそれほど時が経っていなくても、『信頼』に値する人もいれば、
長く付き合っていても、そこまで深く関わらないでいる人もいる。
ひとつ言っておきたいのは、『信頼』と『依存』は違うということ。
信じてるからと、一方的に頼ったり、頼られたりしたところで、
きっといつか、どちらかが疲れてしまう。
私は、それほど心の広い人間ではないので(苦笑)
ボランティア精神にも限界があるし、片寄った『信頼』の押し売りは好まない。
こんな事を書くと、冷たい人間だと思われるかもしれないが、
中途半端に優しくして、途中で投げ出すよりも、ある程度の防波堤を、
最初から作っておいたほうが、結果的には良いのではないかと、
いくつかの経験を通して、学んだつもりだ。
そして、この信頼関係というのは、一度築いたら、一生続くというような
不変・絶対なものでもないと思う。
双方が、相手を思いやる気持ちを持ち続け、何かあった時はいつでも、
全力で支えて守っていきたいと願う想いが、あり続けること。
それが欠けてしまったり、心のどこかに押しやられてしまったら、
せっかく作り上げた信頼関係にも、亀裂が走ってしまう。
元気な時は、互いにそれぞれ別の場所で頑張っていればいい。
なんだかんだ気にしながら、遠くから様子を見てるのも、
それはそれで、ひとつの形として、ありだと思う。
けれど、もし、何かにつまずいたり、ひとりじゃ居たたまれなくなったり、
誰かに寄りかかりたくなったら、迷わずに頼って欲しい。
それほど頑丈じゃないけれど(笑) 待ってるから、いつでも。
追伸:私が寄りかかった時は、どうぞ、よろしくお願いします。