このやっかいな感情が愛の裏返しだというの?
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人を羨むことなかれ。
そうは言っても、ないものねだりをするのが人の常。
自分にないものに、称賛と尊敬を抱くとともに、
羨ましいという感情も出てくる。
私自身も、過去には、他人を羨んだり、近づきたくて、
無理を承知で真似してみたり、今思えば無駄なこともしてきた。
けれど、段々そういう気持ちが失せてきて、自分は自分、
それぞれ個性があるのだから、ありのまま自分らしくいればいいと
思えるようになってきた。
いくら羨んだところで、どうにかなるものでもないし、
だったら、今の自分を好きになってあげたほうがいい。
そう思うきっかけを作ってくれたのは、ある人のひと言かもしれない。
『自分を好きでいなかったら、
好きになってくれた人に申し訳ないでしょう』
この言葉で 目が覚めた。
こんな私でも愛してくれる人がいる。
そうそう、『こんな』という 卑下した言い方もよくないね(苦笑)
私にはどうしようもないとこもあるけれど、
いいとこだって、かなりあるはず(笑)
ちゃんと自分を認めてあげたら、むやみに人を羨むこともなくなった。
また、羨ましいという純粋な憧れはまだいいが、
それが妬みに変わると面倒なことになる。
過度な嫉妬は人を傷つけたり、自分を追い込むだけで、何も生まない。
もちろん、人の感情はそう簡単にコントロールできないから、
まったく嫉妬しないというのは無理だと思う。
ただ、度が過ぎないように理性で抑えるだけの余裕が欲しい。
嫉妬って疲れるし、そんな暇があったら、自分を磨けばいい。
恋愛においても、スパイスとなる程度の可愛い嫉妬に留めないと、
大事なものを失うことがある思う。