理由なんてなくていい ときめく想いは止められない
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『恋』という言葉の響きが好きだ。
『愛』ほど重くなく、『憧れ』ほど遠くない。
勝手なイメージだが、色で表すとパステルカラー。
淡く繊細で温かい想いは 人の心を優しくする。
恋の予感がある場合もあれば、予期せぬところで、
突然、恋に堕ちることもあるだろう。
私の場合は、過去を振り返ってみると前者のほうで、
初めて逢った時に何かを感じる場合が多かった。
一目惚れというわけではないが、何か言葉には表せない
オーラのようなものを感じていた気がする。
いずれにせよ、甘酸っぱい初恋の思い出や、
学生時代の若さでぶつかっていった恋、
大人になってからの切なく苦しい恋、
今思い返せば、良い思い出だけが浮かぶのは、
幸せなことなのだろう。
恋愛は二人で作るものだけれど、恋は一人でもできる。
個人的に苦しいだけの恋は恋じゃないという持論があるので、
恋をしていると、毎日が楽しいし、女性は特に綺麗になる。
そういう意味では一生恋をしていられたらいいと思う。
いくつになっても、恋する気持ちは失わずにいたい。
それに、広い意味での恋は、対象は人とは限らない。
私は、詩、歌、絵、写真などにも 心ときめくことがある。
かつて『君の詩に恋してる』と言ってもらえたことがあった。
その言葉が、今の私をどこかで支えている。
恋はいつだって計り知れない力をくれる。
良い恋をしよう。より自分を高めるためにも。